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じょう研三けんぞう式整経セット






「研三整経」は、最初に巻き取りすることで、巻き取り及び経通しなどに要する時間が飛躍的に短縮できます。その簡易さと多様性は、画期的なものです。難しいと思われるタテ糸作りが従来の方法の問題点を克服したので、より簡単にできます。60用と、90用があります。

【60用】
◆セット内容
・タテ糸押さえ用カーペット×2(長さ:60cm、幅:7cm)
・延長用ヒモ(長さ:80cm)
・蓋(長さ:50cm)
・分配筬(長さ:68cm[分配幅:50cm・60マス])

価格:8,000円(+税)


【90用】
◆セット内容
・タテ糸押さえ用カーペット×2(長さ:90cm、幅:7cm)
・延長用ヒモ(長さ:110cm)
・蓋(長さ:850cm)
・分配筬(長さ:98cm[分配幅:76.5cm・90マス])

価格:12,000円(+税)


さをりの森 代表
城 研三
「研三整経」は、従来の整経に比べると巻き取り時間が2分の1になる画期的な方法です。40数年の手織機開発の経験と研究の末に、伝統的な方法にある多くの問題点を克服し、SAORIの歴史始まって以来の画期的な整経と巻き取りの方法を完成させました。その簡易さと多様性は比類なきものです。早く簡単になったばかりか、今までタテ糸に敬遠していた絡みやすいモヘヤやスラブ、毛羽立ちやすい糸、単糸、撚りの強い糸等のタテ糸ができるようになったことで、今まで経験したことのない作品を織ることが出来ます。ぜひこの新しい「研三整経」をみんなで共有していただき、今まで以上にさをり織りを楽しんでいただけたら本望です。

城研三式整経の手順

①糸掛け 

タテ糸の最初から最後までつながった状態で途切れないように、整経台を使ってタテ糸を掛けます。分配筬に配置するための綾を作ります。
②分配  

分配筬に、糸掛けで作った綾の束を一束ずつ配置します。極端に太さが違う糸を使っても、分配筬を使うことで均等に巻き取ることができます。
③巻き取り

巻き取りはとてもスムーズで、短時間でできます。
④経通し 

筬通しと綜絖通しはタテ糸ローラー巻きと同じ要領で、筬と綜絖に同時に通します。
 
 <従来のタテ糸作りとの違い>


 糸掛け

 ●整経台の左上を出発点とします。
 ●綾は1本ずつではなく、整経台の中央下で筬目と同じ本数で一束とします。
 ●整経台に掛けたタテ糸の両端を切らずに、輪になったままで巻き取ります。
 ●整経台から外す時は鎖編みにせず、そのままレジ袋等に入れます。

 巻き取り
 ●G点を固定する必要はありません。
 ●タテ糸の巻き始めは織り付け棒に結ばず、輪を通します。

 経通し
 ●巻き取りの後で経通しをします。
 ●筬と綜絖にそれぞれ通すのではなく、タテ糸ローラー巻きの経通しと同じ要領で、
 同時に通します。

 ここがスゴイ!
 ●糸のロスが減り、織り上がりが長くなります。
 ●モヘヤ、ループ、スラブ、毛羽立ちやすい糸、単糸、強撚糸など、
 今までタテ糸として敬遠していた糸も、スムーズに短時間で巻き取れます。
 ●分配筬を使うことで、60cm幅のタテ糸でも巻き取り幅が50cmになるので、
 機草の端から糸がこぼれる心配がありません。
 ●巻き取りが終わった時点で糸端が揃わず、極端な場合には切り揃えるという話を
 よく聞きますが、この巻き取り方法だと解決できます。