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縮絨しゅくじゅうの仕方
さをりの森の手織り糸は、手織りに適した未完成の糸。織り上がった後、洗濯機で洗って繊維と繊維を絡ませたら完成します。その縮絨も、素材によって方法は様々。より手織りを楽しんでいただくために、素材別の縮絨方法をまとめました。

縮絨しゅくじゅう」とは、繊維同士を絡ませて摩擦を掛けること。手洗いで揉めばいいのでは?と思われるかもしれませんが、いいえ、それでは不十分。しっかりと摩擦を掛けるために、家庭用洗濯機を使用します。ネットに入れてしまうと摩擦が起きないので、使用しないでください。適した縮絨をすることにより、素材本来の特徴を生かせます。


綿・ジュート・ウール・シルク・化繊の縮絨方法

水温は30℃位が適温です。水量は普通の洗濯より多めにします。洗剤は中性洗剤(おしゃれ着洗い)を使用します。
洗濯機の標準コースで、ネットに入れずに3〜7分回します。
時々取り出して布を手で絞り、縮絨の様子(繊維が絡み合って毛羽立った状態)を確認し、縮絨しすぎないようにします。
すすぎは、水で軽く1〜2分程度。脱水も、1〜2分程度行います。
脱水後、乾く前にアイロンを掛けます。設定温度に注意し、縮絨で縮んだ部分に軽く掛けて熱を加えます。
縮んだ部分を引っ張り、織り布を適正な幅に伸ばします。
再度、アイロンを掛け、布の幅や長さを定着させたら、形を整えて陰干しをし、完全に乾かします。
綿・シルク・化繊はほぼ縮みませんが、ウールは約1〜2割縮みます。
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カシミヤ・アルパカ・キャメルの縮絨方法

水温は30℃位が適温です。水量は普通の洗濯より多めにします。洗剤は中性洗剤(おしゃれ着洗い)を使用します。
洗濯機の標準コースで、ネットに入れずに20分以上回します。
時々取り出して布を手で絞り、縮絨の様子(繊維が絡み合って毛羽立った状態)を確認し、縮絨しすぎないようにします。
すすぎは、水で軽く1〜2分程度。脱水も、1〜2分程度行います。
脱水後、軽く手で伸ばし、織り幅を整えます。アイロンを掛けてしまうと毛羽が潰れてしまうため使いません。
形を整えたら陰干しをし、完全に乾かします。
カシミヤの残糸と、アルパカ・キャメルは約3割、定番カシミヤは約4割縮みます。
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リネンの縮絨方法

水温は30℃位が適温です。水量は普通の洗濯より多めにします。洗剤は中性洗剤(おしゃれ着洗い)を使用します。
洗濯機の標準コースで、ネットに入れずに3〜20分以上回します。好みの張りに合わせて時間を調節します。短ければシャリ感が残り、長ければ柔らかくなります。
すすぎは、水で軽く1〜2分程度。脱水も、1〜2分程度行います。
脱水後、乾く前にアイロンを掛けます。設定温度に注意し、縮絨で縮んだ部分に軽く掛けて熱を加えます。
縮んだ部分を引っ張り、織り布を適正な幅に伸ばします。
再度、アイロンを掛け、布の幅や長さを定着させたら、形を整えて陰干しをし、完全に乾かします。
リネンは、ほぼ縮みません。
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オーガニックコットンの縮絨方法

水温は30℃位が適温です。水量は普通の洗濯より多めにします。洗剤は塩素系漂白剤や蛍光増白剤を含まない、出来るだけ無添加のせっけんを使用します。
洗濯機の標準コースで、ネットに入れずに3〜7分回します。
時々取り出して布を手で絞り、縮絨の様子(繊維が絡み合って毛羽立った状態)を確認し、縮絨しすぎないようにします。
すすぎは、水で軽く1〜2分程度。脱水も、1〜2分程度行います。
脱水後、乾く前にアイロンを掛けます。設定温度に注意し、縮絨で縮んだ部分に軽く掛けて熱を加えます。
縮んだ部分を引っ張り、織り布を適正な幅に伸ばします。
再度、アイロンを掛け、布の幅や長さを定着させたら、形を整えて陰干しをし、完全に乾かします。
オーガニックコットンは、ほぼ縮みません。